FXで損切りできない原因と心理を分析!対策についても解説!

2024年2月6日

皆さん、FXで損切りはできていますか?

「損切りが上手くできず、損失が拡大してしまった…」

「決断できずにズルズル引っ張ってしまった…」

など、損切りで失敗してしまった人もいると思います。

 

そこで今回はFXで損切りできない人の心理と、その対策について解説していきます。

損切りできなくてまた負けた…と悩んでいる人は、ぜひ参考にして下さい。

最後まで読めば、損切りが今よりも上手くできるようになりますよ。

 

損切りできない原因とその心理

FXで損切りが上手くできない人は、以下の項目に該当している可能性が高いです。

・トレードの前に損切りラインを決めていない

・事前に決めていても、損切りラインを動かしてしまう

・損失を必要以上に恐れてしまう

これらの原因から、損切りができない心理に陥ってしまっていると思います。

対策も合わせて、具体的に解説して行きますね。

 

トレードの前に損切りラインを決めていない

FXで損切りが上手くできない人は、トレードの前に損切りラインを決めていないことが多いです。

トレード前に損切りラインを決めないと、ずっとチャートを気にする必要があり精神的に良くありません。

これは特に初心者の人に多く、トレード中に損切りを考え始めて、結局はいつまでも損切りできない…と言ったパターンです。

チャートを見てその場の思い付きで損切りした場合、その根拠があいまいになってしまううえ、含み損が拡大しかねません。

 

「損をしたくない・負けたくない」そんな心理が損失を大きくします。

こんな心境ではトレードの根拠・精神面ともに、悪い影響が出てしまいます。

「損切りラインは必ずトレードの前に決めておき、そこに達したら迷わず損切りする!」

これが相場に長く居続けるコツでもあります。

 

損切りラインの決め方と対策

損切りラインは人それぞれ。

資金の大きさも許容範囲も違うので一概に言うのは難しいです。

しかし「どうしても損切りラインが決められない!」

そんな人もいるので決め方と対策を紹介します。

 

①サポートラインから5~10pips下振れしたら損切り

②利益金額と同額で損切り

(プラス1,000円ならマイナス1,000円で)

③決められないならトレードしない

(損切りラインを決めるまでトレードしない)

 

この3つは損切りラインの決め方が分からない、どうしても決められない人にはおススメの方法です。

まずは試しに、上記ルールで損切り設定してみてください。

試していく中で自分のスタイルに合わせて、カスタマイズできるようになるはずです。

とりあえずルールを決めて試し、ダメなら微調整していく。

こうして試行錯誤していけば、損切りは必ず上手くなっていきます。

 

事前に決めた損切りラインを動かしてしまう

損切りが上手くいかない原因に、決めたラインを動かしてしまうことが挙げられます。

これは「もしかしたら反転するかもしれない」と言った心理が働いて、希望的観測を持ってしまうパターンです。

いつまでも損切りせずに「いつか反転するだろう」と、ずっとポジションを持ち続ける人のことですね。

 

しかし、FXはそう上手くはいきません。

反転する場合も極まれにありますが、ほとんどの場合はそのまま含み損が膨れ上がって行きます。

こうなると、ますます損切りラインを動かしてしまいます。

中には必要証拠金のラインまで含み損を大きくしてしまい、強制ロスカットと言う最悪の結果になる人も。

これでは本末転倒なので、含み損になっても「損切りラインは絶対に動かさない!」と心に決めてトレードするようにして下さい。

 

損切りラインは決めたら動かさない

損切りラインを動かさないようにする対策は、「一度決めたら絶対に動かさない」これに尽きます。

え?結局それ?と思うかもしれませんが、これ以外に対策はありません。

結局のところ、損切りラインを動かすか?動かさないか?のどちらかになるからです。

 

もう少し具体的に言うと、

・損切りラインを決めたらチャートは見ない

・損切りラインの根拠をよく考える

上記2点を意識してみてください。

 

チャートを見なければ精神的に楽ですし、損切りラインを動かすこともできなくなります。

また、事前に損切りラインの根拠をよく考えておけば、もし負けても検証することができます。

負けたくない心理はよくわかりますが、もし負けても次に繋がるような負けなら、それには価値があります。

損切りラインを動かして、意味のない負けにするのか?

損切りラインを動かさずに負けて、次に繋げられるのか?は自分の判断1つです。

 

損失を必要以上に恐れてしまう

損切りが上手くいかない原因3つ目は、損失を必要以上に恐れてしまうことです。

これも初心者にありがちですが、FXで含み損がある状況に慣れていないため、必要以上に恐れてしまいます。

人は経験のないことには何でも不安に感じて、どうして良いか分からず焦燥感にかられます。

 

何度も経験して損失に慣れる

損失を恐れてしまうことの対策は、負け・含み損を何回も経験することです。

こればかりは慣れるしかないので、予防策はありません。

あえて言うなら「負けないこと」ですが、それは絶対に不可能です。

今までのトレードで、1度も負けたことがない人などいるでしょうか?

FXを続けていくのであれば、負けや含み損は幾度となく経験するので、必要以上に恐れずに慣れて行きましょう。

 

【結論】人間は損をしたくないと判断する

FXで損切りできない最大の要因は、損をしたくない心理だと思います。

人間の脳は無意識のうちに、できるだけ損をしないような判断をします。

だから「損切りができない、損切りをしたくない」と言う心理は、ごく普通のことなんですね。

 

ですがFXにおいて、損をしないことは100%不可能。

リスクを負わなければ、リターンもありません。

大事なのは自分にとって、適切なリスクを取ることです。

人それぞれ取れるリスクは違って来ますので、自分に合った適切なリスクを探してみて下さい。

 

参考までに適切なリスクの決め方として、自分が心地良くトレードできるようなエントリーをすることを提案します。

損切りを浅くして、ストレスの少ないトレード。

トレンドの流れに乗って、順張りしていくトレード。

自分にとって「心地よいトレード」があるはずです。

そこを突き詰めていけば勝率も上昇するので、さらに心地よいトレードになっていくでしょう。

 

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Posted by FXの探究者