FXで損切りできない原因と心理を分析!対策についても解説!
皆さん、FXで損切りはできていますか?
「損切りが上手くできず、損失が拡大してしまった…」
「決断できずにズルズル引っ張ってしまった…」
など、損切りで失敗してしまった人もいると思います。
そこで今回はFXで損切りできない人の心理と、その対策について解説していきます。
損切りできなくてまた負けた…と悩んでいる人は、ぜひ参考にして下さい。
最後まで読めば、損切りが今よりも上手くできるようになりますよ。
損切りできない原因とその心理
FXで損切りが上手くできない人は、以下の項目に該当している可能性が高いです。
・トレードの前に損切りラインを決めていない
・事前に決めていても、損切りラインを動かしてしまう
・損失を必要以上に恐れてしまう
これらの原因から、損切りができない心理に陥ってしまっていると思います。
対策も合わせて、具体的に解説して行きますね。
トレードの前に損切りラインを決めていない
FXで損切りが上手くできない人は、トレードの前に損切りラインを決めていないことが多いです。
トレード前に損切りラインを決めないと、ずっとチャートを気にする必要があり精神的に良くありません。
これは特に初心者の人に多く、トレード中に損切りを考え始めて、結局はいつまでも損切りできない…と言ったパターンです。
チャートを見てその場の思い付きで損切りした場合、その根拠があいまいになってしまううえ、含み損が拡大しかねません。
「損をしたくない・負けたくない」そんな心理が損失を大きくします。
こんな心境ではトレードの根拠・精神面ともに、悪い影響が出てしまいます。
「損切りラインは必ずトレードの前に決めておき、そこに達したら迷わず損切りする!」
これが相場に長く居続けるコツでもあります。
損切りラインの決め方と対策
損切りラインは人それぞれ。
資金の大きさも許容範囲も違うので、一概に言うのは難しいです。
しかし「どうしても損切りラインが決められない!」
そんな人もいるので決め方と対策を紹介します。
①サポートラインから5~10pips下振れしたら損切り
②利益金額と同額で損切り
(プラス1,000円ならマイナス1,000円で)
③決められないならトレードしない
(損切りラインを決めるまでトレードしない)
この3つは損切りラインの決め方が分からない、どうしても決められない人にはおススメの方法です。
まずは試しに、上記ルールで損切り設定してみてください。
試していく中で自分のスタイルに合わせて、カスタマイズできるようになるはずです。
とりあえずルールを決めて試し、ダメなら微調整していく。
こうして試行錯誤していけば、損切りは必ず上手くなっていきます。
事前に決めた損切りラインを動かしてしまう
損切りが上手くいかない原因に、決めたラインを動かしてしまうことが挙げられます。
これは「もしかしたら反転するかもしれない」と言った心理が働いて、希望的観測を持ってしまうパターンです。
いつまでも損切りせずに「いつか反転するだろう」と、ずっとポジションを持ち続ける人のことですね。
しかし、FXはそう上手くはいきません。
反転する場合も極まれにありますが、ほとんどの場合はそのまま含み損が膨れ上がって行きます。
こうなると、ますます損切りラインを動かしてしまいます。
中には必要証拠金のラインまで含み損を大きくしてしまい、強制ロスカットと言う最悪の結果になる人も。
これでは本末転倒なので、含み損になっても「損切りラインは絶対に動かさない!」と心に決めてトレードするようにして下さい。
損切りラインは決めたら動かさない
損切りラインを動かさないようにする対策は、「一度決めたら絶対に動かさない」これに尽きます。
え?結局それ?と思うかもしれませんが、これ以外に対策はありません。
結局のところ、損切りラインを動かすか?動かさないか?のどちらかになるからです。
もう少し具体的に言うと、
・損切りラインを決めたらチャートは見ない
・損切りラインの根拠をよく考える
上記2点を意識してみてください。
チャートを見なければ精神的に楽ですし、損切りラインを動かすこともできなくなります。
また、事前に損切りラインの根拠をよく考えておけば、もし負けても検証することができます。
負けたくない心理はよくわかりますが、もし負けても次に繋がるような負けなら、それには価値があります。
損切りラインを動かして、意味のない負けにするのか?
損切りラインを動かさずに負けて、次に繋げられるのか?は自分の判断1つです。
損切りなんてこれしかないよ pic.twitter.com/zSHG0xgcr8
— 投資家クロユキ@FX億トレーダー。毎日20時からFX Live放送中(リアルタイムトレード実演中) (@fkuroyukix) October 5, 2022
損失を必要以上に恐れてしまう
損切りが上手くいかない原因3つ目は、損失を必要以上に恐れてしまうことです。
これも初心者にありがちですが、FXで含み損がある状況に慣れていないため、必要以上に恐れてしまいます。
人は経験のないことには何でも不安に感じて、どうして良いか分からず焦燥感にかられます。
何度も経験して損失に慣れる
損失を恐れてしまうことの対策は、負け・含み損を何回も経験することです。
こればかりは慣れるしかないので、予防策はありません。
あえて言うなら「負けないこと」ですが、それは絶対に不可能です。
今までのトレードで、1度も負けたことがない人などいるでしょうか?
FXを続けていくのであれば、負けや含み損は幾度となく経験するので、必要以上に恐れずに慣れて行きましょう。
【結論】人間は損をしたくないと判断する
FXで損切りできない最大の要因は、損をしたくない心理だと思います。
人間の脳は無意識のうちに、できるだけ損をしないような判断をします。
だから「損切りができない、損切りをしたくない」と言う心理は、ごく普通のことなんですね。
ですがFXにおいて、損をしないことは100%不可能。
リスクを負わなければ、リターンもありません。
大事なのは自分にとって、適切なリスクを取ることです。
人それぞれ取れるリスクは違って来ますので、自分に合った適切なリスクを探してみて下さい。
参考までに適切なリスクの決め方として、自分が心地良くトレードできるようなエントリーをすることを提案します。
損切りを浅くして、ストレスの少ないトレード。
トレンドの流れに乗って、順張りしていくトレード。
自分にとって「心地よいトレード」があるはずです。
そこを突き詰めていけば勝率も上昇するので、さらに心地よいトレードになっていくでしょう。
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